浅黄幻影の活動記録
主にウェブ・ツイッター・AmazonKindleで活動する詩人・小説家の浅黄幻影の告知サイトです。
プロフィール
浅黄幻影
(あさぎげんえい)
1983年生まれ、山形県人。日本酒が大好き(絶賛肝臓稼働中)。
ヘルマン・ヘッセ、ドストエフスキー、ミラン・クンデラなどが好き。主に、青春・恋愛など、個人がそれぞれに抱える繊細な感情を物語にしています。現在、個人でKindle出版、文藝MAGAZINE文戯、てきすとぽい、その他ウェブで活動しています。
創造書庫
浅黄幻影の本
銀髪の協力者アシェディー
Intelligence Agent's Stratagem
銀髪の女アシェディーはナシストファスト国の協力者、スパイの手先だ。
家族を支えるアシェディー・ファルスフッドは、あるとき自分が不治の病にかかっていて遠からず死ぬ運命にあると知る。そんなとき、敵国の諜報員Rが現れ、スパイ任務について欲しいと持ちかけられる。このまま何もせずにいても死ぬだけ、それよりは少しでも金を残したいと思うアシェディーはスパイになることを選ぶ。アシェディーの任務は大学助教授ヴィクトル・アロトラストの研究を盗み出すことだった。
家族を守るために任務に就いたアシェディーだが、いつしかターゲットを愛してしまう。信念と苦悩、決意と諦観、良心の呵責が入り交じるアシェディー、最後に選ぶのは愛か、それとも死か。スパイ&恋愛小説。
書き換えられる世界と
ダイス・クイーンの賭け
There's no cheating
「起きたことが起きなかった、存在していたものが存在していないことにされる」
人生を書き換えられてしまう男エンデューは、休暇で訪れたホテルのレストランでウエイトレスのキャスティーに出会う。エンデューが料理を選んでいるとキャスティーはダイスを振って「あなたにはこれがおすすめ」と笑顔で言う。何やらおもしろいと思ったことから始まったキャスティーへの思いだがエンデューは近づくことができなかった。
なぜなら彼は、過去に親しい人さえ存在していないことに書き換えられた経験があったからだ。何者(何物)かによって人生を不幸に書き換えられる男エンデューと、ダイスを操り、未来を占えるキャスティーの運命を賭けた物語。
左目のない彼女と五つのイデア
The Advent of Five Ideas
クレイアは38才、30才のときに出会った12才のヒムルと恋に落ちた。しかし今、クレイアはふたりの関係が正しいのか悩んでしまう。そんなとき、クレイアはある男と出会う。
ふたりの男と左目がない彼女、フェアな三角関係の物語。
小説家の居場所
whereabouts of Ghostwriters
作家ジェヌインは「物語の売り込み」のため、特徴的な人物を演じるよう命令されていた。しかしある朝、ベッドのなかに女が寝ていると気付いたとき、彼の私生活に変化が起こる。その女は小説を書いていて、指導をして欲しいと言う。
別々の道を歩むふたりが創り上げる「物語を作る」物語。
~文藝MAGAZINE文戯はジャンルフリーの文芸雑誌です。読切・連載作品のほか、毎号掲げるテーマに即したバリエーション豊かな作品が掲載されています。(現在、休刊中)~
※浅黄幻影は創刊号から24号まですべてに寄稿しています。